暴力と愛情の境界線を引くことができる人を増やすため、私はいつも心に留めおきます

 1.目の前のたったひとりの心を大切にします
 2.尊厳の獲得を丁寧にサポートします
 3.暴力に性差はありません
 4.体力体格と人格や能力は関係ありません
 5.誰もが誰よりも自身を一番に大事にする権利があります
 6.誰ひとりとして蔑ろにされるべき人はいません
 7.誰ひとりとして支配する権利はありません
 8.加害者は暴力の責任を負い償いながら教育を受け癒されるべき存在です
 9.被害者は受けたことを暴力と知り教育を受け癒されるべき存在です
10.暴力はすべて愛情の表現に替えることができます

以下は何の数字でしょうか

21,881

100万超

350

年間自殺者数

令和3年版自殺対策白書/厚生労働省

年齢階級別自殺死亡率の年次推移では、10代の自殺者数が増加傾向

自殺の原因・動機別自殺者数の年次推移
1.健康問題
2.家庭問題
3.経済・生活問題の順となっている

年間虐待死

年350人≒1日1人

DVと児童虐待/内閣府男女共同参画局

代表理事である加藤クミ子は、
10年以上に渡り年間2万人~3万人とも言われる自殺者数と
若年層だけでも約65万人とも言われるひきこもり人口に
自分と同じ苦しみを味わっている人が日本中にいることに
当事者として立ち上がらなければという思いで
どうしたらそれが達成されるのか、研究してきました。

《息子のために始めた学び》
2008年、重度のうつ病から約3年の寝たきりから目覚めると同時に
保育士・心理カウンセラー・発達支援ファシリテーターの学びを始め

「指示が入らない」
そんな特性のある発達障害の息子の10年にわたる不登校ひきこもり
家庭内暴力・暴言・自傷・他害にまっすぐに向き合い
今ではふたりで落ち着いた生活をしています。


《2011年小児死亡登録検証報告》
年間350人程度の子どもに虐待死の可能性があることが
2016年に日本小児科学会より発表されました。

同年、《相模原障害者施設殺傷事件》が起き
減らない解決できない社会問題は、決して個別の問題ではないと感じ
心理職として犯罪者の思いや背景の理解から
ヒトの当たり前の心理の流れを考えなければと真剣に取り組み

孤立・孤独
生きづらさ
発達障害
知的障害
依存症
精神疾患・障害
自殺
殺人

など、決してひとくくりにできないと思えるような問題さえ
様々な問題を総合して深めていく中で、一筋の光が見えました。


《虐待加害者の両親》
2022年2月に虐待加害者であった母が、遠隔介護の末亡くなり
同時にもう一人の加害者である父の遠隔介護が始まりました。

同年3月より他団体の《DV加害者プログラム》に継続して取り組み
実際にDV・虐待加害者の心理教育を現場で立ち会う中
私の研究での結論は確信に変わりました。

同年5月5日には、それまで温めてきた
「こどもぶらんでぃんぐ~教えない子育て~しつけ不要💚だから💚ストレスフリー」
の重要な指針を
《パパママのだいじな10こ♪》という画像にまとめ
具体的に解説しながら広めています。


2021年3月《clubhouseにて「親子問題研究室」》を立ち上げ
私と息子が経験した
様々なハラスメント若しくはそれに繋がる何かをテーマにしながら
ほぼ毎日
これまでのべ1万5千人以上の様々な背景の方々と議論を深め

同年4月より《ラジオパーソナリティーとしてデビュー》
clubhouseの議論や自らの研究をまとめ
ラジオでも発信

「暴力」を追及し続けることで本当の「愛情」が見え
こどもぶらんでぃんぐを自信を持って伝えています。


誰にも負けない 自分にも負けない 鋼の精神と
心の健康を生まれて初めて獲得したことは
「子どもは1ミリも変えない」
という療育の師匠の言葉に支えられてきたことと
また
育てにくさ満載の我が子によるものと思っています。


すべてのこどももおとなも、生きやすい社会へ


これからも変わらずにそこだけを見つめながら
様々な場所に足繫く通いながら、誰にももらえなかった

「たった今私はどうすればいいの?」

これに応えられる人になると誓った我が子の子育て時代を
決して忘れないと誓いながら
多くの人の「たった今私はどうすればいいの?」に応えるべく
息子と二人で歩んでまいります。


一般社団法人こどもぶらんでぃんぐ・らぼ
代表理事 加藤クミ子
理事 加藤侑毅